エネルギー生産に大きく関わる
ビタミンB1は、糖質をエネルギー源に変えるのに携わる補酵素です。
お米やパンなどの糖質が体内でエネルギー源となるためには、分解されてブドウ糖にならなければなりませんが、この時、ビタミンB1は、糖質を分解する酵素の働きを補助するのに使われています。
糖質をたくさん摂ってもビタミンB1が不足しているとエネルギーが作られにくくなります。
ブドウ糖を唯一のエネルギー源とする脳は、ビタミンB1が充分んい補給されないと正常に機能しなくなるのでB1は生命の維持にとってもとても重要なビタミンです。 |
米ぬかはビタミンB1の宝庫
お米はビタミンB1が多い食品ですが、それは玄米の話。精白米は、B1の含有量が玄米に比べて大幅に少なくなっています。
これは、精米の過程で摂られてしまう糠や胚芽の部分にビタミンB1が含まれているからです。
ビタミンB1を摂るには、玄米のほか、ぬかみそ漬けした野菜などを食べるのも良い方法です。
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